75歳以上の高齢者数がますます増えている現代において、介護の仕事は欠かせないものとなっています。特に介護サービスを提供する介護職の需要が高く、人材不足問題は今後も続くようです。介護業界に興味があり、これから就職や転職を考えている人も、どの職場でどんな仕事が自分に向いているのかと悩むこともあるでしょう。自分に合った職場を見つけるには、介護業界の仕事には種類があることを知っておくのが最適です。介護業界でメインとなっている介護職・ヘルパーのほかにも、サービス責任提供者やケアマネージャーとも呼ばれている介護支援専門員のほか、生活相談員や支援相談員、施設長などといった職種があります。中でも介護保険サービスにおいて重要な存在であるケアマネージャーは、介護福祉士や看護師などの国家資格が必要となり、その資格に基づく業務に5年以上の実務経験が必要です。ケアマネージャーの資格は国家資格ではありませんが、難易度の高い試験に合格しなくてはならない。その仕事内容は、要介護や要支援認定を受けた方の相談にのり、それぞれに適切な介護サービスを受けられるようケアプランを作成し、その後にはプラン通りに実施されているかの確認も行なうのです。ケアマネージャー資格は、介護業界でも最高峰の資格とも言われており、独立して事業所を開業および運営ができるものでもあり、どこの施設や事業所でも重要な人材であることから、転職の際にもかなり有効といえるでしょう。